AI(人工知能)社会で求められる人材とは?

第四次産業革命と言われている、IoTとAI。

これからどんな社会になっていくのだろう?
今ある仕事の大半はなくなるって本当?

こんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
実は、わたしもその一人。


こんな研究結果があります。

「日本国内の49%の仕事は、今後10~20年でAI(人工知能)やロボットに代替可能」
株式会社野村総合研究所・オックスフォード大学 共同研究より

なんという激動の時代!
これからを生きためには、どうしたらいいんだろう?!

ということで、そんな疑問をクリアにすべく
広島のAI研究第一人者、友村晋氏の講演会に行ってきました。

それによると…

・世の中の75%の仕事は無くなると予想される。
(ひな形、統計的なデータ処理の仕事から無くなる)

・「AIで消える職業」と言われているものは、必ず消える
しかしAI技術の発展により生まれる「新しい仕事」はそんなに生まれない。

・労働人口不足にあぐらをかいてはいけない。
この問題は、AI & 高齢者活用 & 外国人の雇用 により一気に解決するから。

多くの仕事は、AI(人工知能)やロボットに代替される。
労働者は足りており、新しく生まれる仕事も「ほとんどない」そうです。

…想像するだけでゾっとしますね。

こんな時代に生き残るためには?
求められる人材になるためには?

私たちは、どうすればいいんでしょうか。


友村晋氏による結論

・AIは人間的な感情を理解することが苦手。

・AI(人工知能)社会を生き残るためには
「人間としての付加価値を上げる」ことが大切

・これからは、以下5つの能力を上げる必要がある

①ICのどこが今後代替されるかを「予測する力」
②常識や一般論を疑う「柔軟性」
③俯瞰して全体を素早く見る「スピード」
④相手が本当に求めているものに気づく「コミュニケーション能力」
追跡し仮説と検証をする「T&E(トライアンドエラー)力」


今回の講演を拝聴して。

私は、ますます心理学の可能性を感じました。
特に ②柔軟性 ③コミュニケーション能力 の部分。

なぜならこれらは「本を読んだり、動画を見るだけでは、身につかない能力」
実際に、人と関わることで鍛えられるものだからです。

AI(人口知能)社会はすぐそこまできています。
変化の時を迎えるために、あなたはどんな対策を行いますか?

おまけ:雇用の未来 機械に置き換えられる可能性ランキング
http://mirai-souzou.hatenablog.com/entry/2017/02/23/141435