NLPプラクティショナー|広島4期

コース1日目

プラクティショナーコースの4期が開講しました!新たな仲間たちの、新しい一歩のスタートです!

今回は女性ばかりのクラス。

それぞれの目標に向かい、夢と希望を乗せた4期の船の出港!

「船は港にいれば安全だ。でも、船はそのために造られたのではない」という言葉があります。

また、思想家のルソーは「息をすることが生きるということではない。行動することが生きるということだ」と述べています。

それぞれが勇気を持って踏み出した一歩。

一足ゞが足跡としてあなたの存在を証明し道を創ります。そして、それは必ずどこかに辿り着きます。

どんな旅になるのか?楽しみながら学んでいきましょう!

2015.10.31

コース2日目

今日は、表象システム、アイパターン、アソシエイト&ディソシエイト、ラポールをしました。

表象システム

私たちは五感を通じて情報を取り入れます。

そして、取り入れた情報を再度頭の中で構築します。このことをNLPでは表象といいます。

私たちは現実の出来事をそのまま受け取るのではなく、必要な部分だけを受け取り、自分なりの解釈をし、普遍的なものとして捉えることで自分の世界を創ります。

この世界を創る情報の取り入れ方が人それぞれ違います。

その違いに気付くことで、相手の受け取りやすい言葉を投げかけることが出来るようになります。そうすることで、より良いコミュニケーションをすることが出来ます。

講座では、まず自分の癖を知ってもらい、情報の取り入れ方の違いを見付ける方法や言葉の使い方を行いました。

「なんとなく思っていた通り」という方もいれば「私、この感覚をよく使ってるんだ!?」と驚きの方もいたようです。

アイパターン

私たちが五感を通じて取り入れた情報は脳に保管されます。

この保管された情報にアクセスすることを「思い出す」というのですが、この思い出す作業をする時にも、五感を使って行っています。

イメージから思い出す人もいれば、音から思い出す人もいます。この時に「目」が動くのですが、その動きのパターンをアイパターンと言います。

「目」は口ほどにモノを云うと言われるように、観察することで得られる情報がたくさんあります。

講座では、お互いに目の動きを確認し合い、どんな時にどんな動きをするのかを観てもらいました。

アソシエイト&ディソシエイト

「主観的」に捉える&「客観的」に捉えるということを、意識的に行うことに挑戦。

主観的のメリットは、正に自分の身体と心で感じられるということです。

臨場感溢れる時間となるため、嬉しい・楽しい・幸せのようなポジティブな体験には向いていますが、逆に、悲しい・辛い・寂しいなどのネガティブな体験では避けたい時もありますね。

客観的のメリットは、他人事のように感じることが出来ることです。

冷静にそのシーンを見つめることが出来るため、感じるはずの感情を和らげ、状況の把握や思考の整理がスムーズに出来ます。

そのため、悲しい・辛い・寂しいといったネガティブな体験と向き合うには適しています。

逆に、嬉しい・楽しい・幸せといったポジティブな体験は薄らぎます。

どっちが良い悪いではなく、適時都合に合わせて意識的に使い分け出来るようになることで、感情を上手く取り扱えるようになります。

ラポール

フランス語で「橋を架ける」「架け橋」という意味で、自分と相手の心に橋をけるということから、心理学では信頼関係として使われます。

NLPでは、相手の世界観に入っていく態度をとることを大切にしており、その方法としてバックトラッキング、マッチング&ミラーリング、ペーシングがあります。

人の心の動きや欲求のレベルを踏まえた上で、各スキルの特徴やポイントをお伝えし、仲間とワークを行いました。

みんなで笑いながらワークをすることで、時間が経つのもあっという間でしたね。

楽しい時間ほどスグに過ぎていく、そんなことを改めて感じました。

2015.11.14

コース3日目

今日は、感覚の鋭敏性・キャリブレーション、ストラテジー、サブモダリティ、スイッシュパターンを行いました。

感覚の鋭敏性

NLPの創始者は、人は一瞬ごとにわずかな変化をしており、その変化には意味があるということに気付きました。そして鋭敏な感覚を十分に持っていればその変化に気付くことが出来ることを知りました。だからこそ、五感を養うことはとても価値ある事なのです。

受講生により鋭敏になっていただこうと、視覚・聴覚・体感覚それぞれを養うワークを行いました。

遊び感覚でいつでもどこでも出来るので、これからどんどんパワーアップ間違いなしですね。

キャリブレーション

相手がどのような心理状態にあるのかを、言語や非言語から見分けるための観察をキャリブレーションと言います。

感覚を鋭敏にし、キャリブレーションすることで、見えないものが見えてき、聞こえないものが聞こえてき、感じれないものが感じれるようになっていきます。

観察するポイントをお伝えしワークへ。

好きな人と嫌いな人を思い浮かべてもらい、その違いを観察。

そしてどっちかを思い浮かべてもらい、それが好きor嫌いのどちらかを当てるといったワークと、人狼ゲームという嘘つきを見付けるゲームを行いました。

2つのワークを楽しみながら、見るべきポイントやコツを知っていただきました。

ストラテジー

同じことをしても、上手くいくパターンとそうでないパターンがあります。

また、同じことをしても、上手くいく人とそうでない人があります。

この違いを見付け、上手くいくパターンや上手くいく人の手順に合わせていく手法をストラテジーと言います。

こうしてパターンを視える化することで、上手くいくパターンに意識的に合わせることが出来るようになります。

サブモダリティ

私たちは体験をイメージとして記憶に保管します。

その体験に対する意味付けによって保管の仕方が異なります。

例えば、保管している位置が違ったり、カラーやモノクロの違いや動画と静止画の違いなどがあります。

その違いを利用し、体験の意味付けを変えることで感情や行動に変化を起こすことを行いました。

ワークでは、好きな食べ物を好きではないようにすることにチャレンジ。

ミスドを見付けると無条件にお店に入っていた方が、なんとお店に入るのを躊躇するようになりました。

スイッシュ・パターン

サブモダリティの応用で、望ましくない行動や感情を別の望ましい行動・感情へと変えていくスキルです。

気付いたら煙草を手にしている、ついついつまみ食いしてしまうなど、辞めたいのに辞めれないものを変えるのに適しています。

スグに髪の毛を触る癖を持っていた受講生にワーク後確認すると、「髪を触ることがイメージできない」となりました。

2015.11.28

コース4日目

今日は、アンカリング・観念の階層・メタモデルを行いました。

アンカリング

行動療法の理論を使った手法で「条件付け」と呼ばれるものの応用のスキルを行いました。

私たちは外部からの刺激によって何かしらの反応をします。この仕組みを意識的に活用し、意図的な刺激と、それによる望ましい反応の流れをつくることで、いつでもどこでも欲しい心の状態をつくるというスキルです。

講座では、「嬉しい」「楽しい」「幸せ」「笑い転げた」などの自分の望ましい状態を引き出すことにチャレンジ。

それぞれが、「えっ、何!?」「何か気持ちが上がってくる」と、感情の変化を口にしていました。

観念の階層(チャンク)

私たちは情報を「意味のまとまり」として捉える傾向があります。この「まとまり」の大きさが人によって違うため、大雑把、細かいなどの差が出ます。

講座では、わざと大雑把や細かいに偏って話してみたり、大雑把な話を細かく、細かい話を大雑把に誘導する質問をしたりしました。

メタモデル

質問話法を深め、相手の本音や気付いていない思考や感情に焦点を当てたり、真実だと信じていたことが本当なのかと考える機会をつくることにチャレンジしました。

私たちは自分の世界観の中で生きています。言い換えると自分だけのルールを適用させながら過ごしています。だからこそ、時にこのルールを見直すことはとても価値があります。

講座でも、そんな当たり前のこと質問する?というようなことに焦点を当ててみることで、「私、こんな風に思っていたんだ」「そういえば、それっておかしいよね」と、普段は当たり前や普通と思っていたことに疑問が湧き、その疑問を見つめることで、別の方法や考え方があることに気付いていただきました。

「質問力」という本が出るほど、質問は凄い力を持っています。その質問を体験していただいたことで、また新たな扉が開いたのではないかと思います。

2015.12.12

コース5日目

今日は、リフレーミングとニューロ・ロジカル・レベルを行いました。

リフレーミング

私たちは体験を通じて学習します。この学習とは、体験への意味付けを指します。

車で事故を起こしたが幸いにも無事だった時、「車は危険だ。今回は無事だったが次は解らない。だから車に乗るのは避けよう」と思うのか、「私はなんて幸運な人間だ。よっぽどのことがない限り大丈夫」と思うのかによって、今後の行動は違ってきます。同じ出来事でも捉え方次第ということです。

講座では、いくつかの練習問題をした後、自分自身のネガティブなイメージを、別の言葉に言い換えるということをしてみました。(ポジティブにするのとは違います)それによって「楽になった」「自分を受け入れられる感じがする」と、大きく印象は変わったようです。

ニューロ・ロジカル・レベル

「自分」とは?ということを改めて見つめてみる、そんなワークを行いました。

自分に対する認識が自身の思考や感情、行動を決めると言われたりします。

自分を「いつか幸せを掴む人」と思うのか「普通の人生を歩む人」と思うのかでは、出来事に対する意味付けが違ってきます。何か耐え難い困難があった際、前者は「これも幸せになるための試練」と捉えますが、後者は「普通の人はこんなの無理」と諦める傾向にあります。この自己認識を自覚し、自分にとって望ましい自己認識をつくっていくことに挑戦。普段気付かない自分の胸の内を知ることで涙する方が多いのもこのワークの特徴で、そんな瞬間に立ち会えることにいつも感謝しています。

2015.12.26

コース6日目

今日は、メタファーとミルトンモデルを行いました。

メタファー

物語の持つ伝達力を深めました。

私たちはミラーニューロン(共感細胞などと呼ばれる)によって、他人の感情や想い、行動に同調します。そのため、ドラマや映画・小説などの物語に没頭し自分事のように感じる能力を持っています。

その力を意識的に利用し、物語を活用した話法のワークを行いました。

物語の作り方のポイントを押さえた上で、それぞれが作家になったかのように物語作りに没頭。出来上がった物語を披露し、みんなでシェアしました。

ミルトン・モデル

私たちの無意識にアクセスする言葉使いを深めました。

心理学ではよく意識と無意識という言葉を使います。そして、無意識には意識に上がってこない沢山の情報があると言われています。この無意識にある情報を活かす言葉使いをすることにより、可能性を広げるということにチャレンジ。

全19パターンをお伝えし、職場や子育て、相談に乗る時や前で話す時など、様々なシチュエーションでどう使えば良いかをシェアしました。

2016.1.9

コース7日目

今日は、ビジョンタイムラインと、ポジションチェンジ行いました。

外の世界では雪が降り寒い週末でしが、セミナールームは受講生の熱気でムンムン。

エアコンがなくてもよいくらいに、みんな熱くなっていました。笑

ビジョン・タイムライン

自分の中に眠るリソース(資源)を取に行き、未来へと進む推進力にするワークを行いました。

日常に追われる中、あるいは忙しさに没頭するあまり、本当は能力や経験を持っているのに忘れてしまうことがあります。そして、停滞感を感じたり焦ったりイライラしたりと、持っている力を発揮できずに自分にダメ出しをすることがあります。

講座では、自分の過去へとリソースを取りに行き自分を満たしました。そうすることで現在を満たし、前へと進む力や自己肯定感を得ていただきました。

ポジション・チェンジ

人はどの視点で物事を捉えるかによって思考や感情に違いが出ます。

その視点は、時間軸(過去・現在・未来)、意味のまとまり(大まか・詳細)、知覚位置(自分・相手・第三者)の、大きく3つに分類できます。

今回は知覚位置を深めることで、柔軟性を養うことにチャレンジしました。

私たちは立場によって情報の捉え方や解釈は違ってきます。

意識的に自分・相手・第三者と立場を変えることで、今までになかった情報に触れ、融合することで思考や感情の整理をしていきます。

ワークでは改善したい相手とのポジション・チェンジを行い、大半の方が気付きによって涙されていました。

毎回のことですが、このワークでは多くの方が涙し、心に溜っていたものを涙とともに出すことで浄化されます。そのため、ワーク後の笑顔がとても晴れやかで素敵でした。

2016.1.23

コース8日目

8日目の今日は、モデリング、サークル・オブ・エクセレンス、フォビアの、3つのスキルを行いました。

モデリング

成りたい自分に近付くために!ということで、憧れの人や自分のやりたいことを上手くやっている人、あるいはこの人なら上手くやるだろうなと思う人から学ぶということを行いました。

上手くやるには何かしら理由があるはず。それは考え方なのか手順なのか、それともやり方なのか、そんな事を意識しながら、上手くやれる人、上手くやるであろう人に成りきるところから始め、自分が上手くやりたいと思っていることをそのままやってみることで、何を大切にし、どんなことに注意を払い、どのようにしているのかを身体で覚えることをします。

イメージトレーニングという言葉があるように、イメージできることはより具体化しやすいです。そして、日本語に「身体で覚える」という言葉があるように、そのイメージを身体に覚えさせることがポイントです。

サークル・オブ・エクセレンス

自分だけのパワースポットを創作しました。

持ち運び可能なパワースポットで、いつでもどこでも充電できる、そんなワークに挑戦。

それぞれが、好きな形で、好きな色で、好きなようにつくるこのワーク。

毎回ですが、持ち運びのための収納方法で笑いが起こります。

今回も、新たな収納方法が飛出し、「それ面白い!」となりました。

フォビア

私たちは体験を通じて学習します。恐怖もまた、体験を通じて学習した自分にとって必要なものです。ただ、その学習効果が強く、日常に支障をきたす場合や、学習した時よりも経験値を積んだことで必要のないものになっていることがあります。

現在において必要がない学習を取り除いていく試みがこのフォビアというスキルです。

飛び上るほど怖いといっていたあの虫をイメージしてもそこまで怖くなくなり、冷静に対処できそうだという結果に大爆笑でした。

モデリングで、成功パターンのインストールをし、サークル・オブ・エクセレンスで、卓越(エクセレンス)した状態(ステート)になり、最後に恐怖症の改善をするという贅沢な1日!
遊び心満載で、楽しみながらワークは進み、窓の外はいつの間にか街灯の明かりに変わってました。
残すところあと2日。最後まで楽しみきっていきましょう!

2016.2.6

コース9日目

今日は、パーツ・インテグレーションとカウンセリング&コーチングで、仲間の変化を後押し。

パーツ・インテグレーション

どっちを選んでもしっくり来ない、何かモヤモヤが残り、罪悪感さえ感じる時がある。

こんな葛藤を統合し、どっちを選んでもスッキリというワークに挑戦。

食べちゃダメと思っているのに食べないとイライラ、でも食べると罪悪感。

怒こらないようにしようと思っているけど怒らないとイライラが溜まり、怒ると反省。

このような感情をワークを通じて手放して頂きました。

NLPカウンセリング&コーチング

今まで学んだ全てのスキルを使って、仲間の持つ悩みや課題に寄り添うことをしました。

キャリブレーションをし、ラポールを築きながらメタモデルで状況確認。

そしてフレーミングすることで、話したい本質へと迫ります。

例外を探したり、言葉に含まれる意味を確認したり、別の角度から視点を当てたり、表現を変えたりと、本人が今まで考えてこなかったことに意識を向け、今までの世界観を見直し、新たな世界観の構築へと進んでいきました。

仲間の関わりにより深く自分を見つめることで、涙が溢れ場面も。

『人は成功するためのリソースを持っている』を前提に、まだ眠っている、あるいは使い方を少し変えれば違う結果になる、そんな気付きのきっかけとして、寄り添いあうことで、カウンセリング&コーチングをする側も受ける側も、互いに気付きや学びがあり、有意義な時間となったようです。

カウンセリングやコーチングは何より気持ちが大切です。

そして、誰かに貢献したい、人の役に立ちたいという想いを形にしていくスキルを知ることには価値があります。

このスキルを知ることは、子育てや人材育成、家族や友達の相談事にも活かせます。

次回、いよいよフィナーレ!今からワクワクでたまりませんね \(^o^)/

2016.2.20

コース10日目

【旅立ち】
今日、また新たな船出を迎えました。
広島第4期プラクティショナーコースが無事、10日間の旅を終え、そしてそれぞれが新たな探究の旅へと踏み出したのです。
10月31日…
初めて会うメンバーとの緊張感
不安と期待の入り混じった、なんとも言えない雰囲気のなかのスタートでしたね。
一つスキルを学ぶことに仲間との関係が深まり、とても二週間に一度しか会わないような間柄とは思えないという感覚を味わった…
そして、今日の感謝のワークや最後のスピーチに、感極まりあの形になったのではないかと思います。
言葉だけでは伝えきれない想い
もどかしくて身体がジタバタしてしまう
なんとか言葉にしようとするも
溢れ出るものは
それでいいと思います。
それが、精一杯みんなと関わってきたということ。
また、新たなスタートです。
この10日間を過ごしたように、好奇心を持ち、観察し、行動、柔軟に、楽しみながら、上手くいくまで繰り返して下さい。
最後に、あなたに出会えたことに深く感謝します。
声を大にして言わせて下さい。

出逢ってくれてありがとう!

2016.3.5