自分や他人の「優先的表象システム」を知ることで、コミュニケーションをよりスムーズに行うことが出来るようになります。実は、ヒット曲にはそれらのキーワードがまんべんなく使われています。
アイパターン
「目は口ほどに物を言う」 アイパターンを使うと、相手の目の動きでその人の考えを読み取ることが可能になります。また、質問の方法を工夫することで、相手の「優位表象システム」を知ることもできます。
2015.2.1
NLPプラクティショナーコース広島1期。20代から60代まで、幅広い年代の方を迎えて始まりました!
NLPは様々なシーンで活用可能なスキルですが、1期を受講されているみなさんも、それぞれの目的があって受講されているようです。
目的はそれぞれですが、いずれにしてもNLPを学ぶ10日間で、どのように変わっていくのか楽しみですね。
2015.1.25
本日のテーマは、ラポール・表彰システム・アイパターンでした。
ラポール
ラポール=心が通じ合い、互いに信頼しあった関係。 NLPの中で、最も重要とされるスキルの一つです。
「人気者のあの人」「指導力のある上司」「生徒に慕われる先生」はラポールを築くのが上手いと言えます。
表彰システム
私たちは五感を用いて体験したり、考えたり、伝えたりしています。五感には視覚・聴覚・身体感覚・味覚・嗅覚などがあり、人はそれぞれ得意な感覚をは異なります。 これを「優先的表象システム」と呼びます。
自分や他人の「優先的表象システム」を知ることで、コミュニケーションをよりスムーズに行うことが出来るようになります。実は、ヒット曲にはそれらのキーワードがまんべんなく使われています。
アイパターン
「目は口ほどに物を言う」 アイパターンを使うと、相手の目の動きでその人の考えを読み取ることが可能になります。また、質問の方法を工夫することで、相手の「優位表象システム」を知ることもできます。
2015.2.1
本日のテーマは、アンカリング、ストラテジー、サブモダリティでした。
講義に入る前に、ウォーミングアップ。
毎回行うスピーチは、回を重ねるごとに皆さん上手になっていますね。
その他、人狼ゲームで観察力を鍛えるワークも。
アンカリング
感情などの「状態」と五感からの「刺激」をリンクさせる手法です。 自分自信の感情をコントロールしたり、緊張時でも最高のパフォーマンスを引き出すことが可能になります。
「あの香水を嗅ぐと、昔の感情がよみがえる」「あの曲を聴くと青春時代を思い出す」「あの場所に行くと、あの人の顔が思い浮かぶ」といったことは、無意識にアンカリングされた例と言えます。
ストラテジー
自分の「成功パターン」や、目標とする人の「思考・行動パターン」を分析・会得し、望ましい結果を手に入れるためのスキルです。このままだと、うまくいかない予感がする… そのような時も、ストラテジーを使うとすばやく回避することが可能になります。
どのようなプロセスでその結果を得たのか? いつもの手順を少し変えただけで、結果が大きく変わります。
サブモダリティ
脳はものごとを、視覚的(色・明るさなど)・聴覚的(音やリズムなど)・感覚的(温度・感触など)に記憶します。これらの要素をNLPではサブモダリティと言います。
「好き」と「嫌い」ではサブモダリティが異なるのですが、これを意識的に近づけることで、記憶や感情を変化させます。 具体的には「失恋した相手を忘れる」ことや「やめられないチョコレートを断つ」などといったことが可能になります。
2015.2.15
本日のテーマは、バリュー、ニューロロジカルレベル、ポジショチェンジでした。
バリュー
バリューとは「価値観」のことを言います。 本当の希望、人生における方向性や目的などを無意識に問いかけ、自分や相手が大切に思っているものは何なのかを浮かび上がらせることができます。
たとえば仕事をえらぶうえで、自分の本当は違う価値を求めているのかもしれません。自分の無意識に問いかけていく方法です。
講義ではペアを組んでワークを行いますが、実際には一人で行うこともできます。
ニューロロジカルレベル
「環境」「行動」「能力」「信念・価値観」「自己認識」「自分のあり方」の作用の仕方を体系化したものです。 これらのレベルは互いに密接に繋がりながら、人の心や行動に大きな影響を与えています。
今回は、自分の中に軸を定め、自分の本当の欲求に気づき、自分のミッションを明確化するワークを行いました。
ポジショチェンジ
「相手の立場になって考える」よく言われることですよね。ポジションチェンジでは、実際に立ち位置を変えることで、物事の見え方・感じ方の変化を体感します。
ワークを行うことで「苦手な相手」「うまくいかない相手」との関係を改善することが可能になります。 ワークを終えて、スッキリした表情!ワーク中に思わず涙が出るシーンも。
2015.3.1
本日のテーマは、ビジョンタイムライン、リフレーミング、スイッシュパターンでした。
ビジョンタイムライン
ビジョンタイムラインは、アンカリングとタイムラインを組み合わせたスキルです。
リソースフル(ノリにノっている状態)だった過去の経験から自信に満ちた感覚をひきだし、目標を達成をした状態を条件付けします。
ビジョンタイムラインのワークは、自信をみなぎらせ、未来の夢を実現しやすくする効果があります。
リフレーミング
「世の中には幸も不幸もない。ただ、考え方でどうにもなるのだ」
ー ウィリアム・シェイクスピア
哲学書や自己啓発本でよく言われるこの言葉、実践されている方も多いことでしょう。
NLPのリフレーミングは、簡単に言うとこのようなことです。
枠組み(フレーム)を変えると、さまざまな事象の明るい面を見出すことができ、人生の幅が広くなります。
また、ネガティブな思いを変化させたり、他人へのイライラを抑えることも可能になります。
NLPプラクティショナーコースのリフレーミングでは、以下の2つを学びます。
「後悔ばかりしているんです」あなたはこの言葉にどんなフレームをかけますか?
「妻(主人)は意思決定が遅い」という夫(妻)に対しては?
「意思決定が遅い」ことを肯定しながら、夫(妻)をたてる方法もあります。
スイッシュパターン
甘いものがやめられない… プレゼンでいつも緊張してしまう… あの人の顔をみると嫌な感じがする…
そんな自分の無意識をコントロールできるとしたら?
マイナスのイメージを、一瞬にして新しいイメージに置き換えることで、自分の行動・反応を変えるスキルです。
悪習慣を改善したり、恐怖に感じている感覚を薄くすることが可能になります。
メタファー
メタファー = 隠喩・暗喩のこと。 ある出来事に対して、関連のある物語を話すことにより、間接的に相手の心に働きかけるスキルです。神話や童話だけではなく、体験談などもメタファーとして使うことができます。
2015.3.15
本日のテーマは、パーツ・インテグレーション(葛藤の統合)とミルトンモデルでした。
パーツ・インテグレーション(葛藤の統合)
葛藤とは、心の中に相反する動機・欲求・感情などが存在し、そのいずれをとるか迷うことを言います。
① 2つしたいことがあってどちらかを選ばなければいけない
② 何かをしたいが、それにともなっておこることは避けたい
③ したくない事が2つあるが、 どちらかを選べというなら楽な方を選びたい
どっちを選んでも罪悪感が残ったり、モヤモヤしたりするため、なんだかスッキリしません。
そんなスッキリしない状態を改善していくスキルがパーツ・インテグレーションです。
ワーク後は、「なんだか気持ちが軽くなりました」と、明るい表情に!
ミルトン・モデル
ミルトン・モデルとは、20世紀最大の催眠療法家と呼ばれる、ミルトン・エリクソンの使っていた言葉をパターン化したものです。
意識のガードをすり抜け、無意識にメッセージを届けていく言語パターンを、プラクティショナーでは19パターンをお伝えいたします。
ビジネスでは人材育成や営業、販売、チラシやCMにも活用出来ますし、プライベートでは、友人関係や家族間、子育て、気になるあの人へのラブレターなどにも役立ちます。
2015.3.29
本日のテーマはフォビアとメタモデルでした。
フォビア(恐怖症の改善)
高所恐怖症・先端恐怖症・対人恐怖症・閉所恐怖症など様々なものがありますが、恐怖症とは、一瞬で身に付けた自分の身を守るための学習によって出来た身体反応を言います。
そのため、決して悪いものではないのですが、日常に支障をきたしたり、何かしらの制限になるようであれば、その恐怖を緩めることで新たな一歩を創り、避けたい現実にサヨナラすることには大変価値があります。
恐怖に打ち勝つだけが克服の仕方ではないということを体験していただきました。
メタモデル
私たちは生きていく過程で体験を通じて多くの自分だけのルールを作ります。
このルールが問題なく現実に適用していれば良いのですが、ルールを作ったのが随分昔のため、現在にはそぐわないということや、自分の環境の変化により、今までのルールでは制限になることが出てきたりします。
そんな時にルールの見直しをしていくための質問スキルがメタモデルです。
自分の中にある当たり前に対して「本当に?」と問い掛けていくことで、なぜ当たり前と信じているのか?その当たり前は誰に対しても例外はないのか?どんな場面でも当たり前なのか?というように、質問しながら、ルールの見直しをするきっかけをつくるのです。
また、質問によって私たちの無意識にある「言葉にならない言葉」を汲み取ることで、新たな気付きや感情の解放をすることも可能です。
2015.4.12
本日のテーマは承認でした。
承認
コミュニケーションの中で人が変化をする時、「受け入れられた」という感覚を十分に持てた時だと言われます。
今日は、相手が望むべき方向への変化を、相手の持っているリソース(資源)を利用しする。そしてそれを活かすことによって、短時間で変化を促す、というスキルを探究しました。
その人の信念や価値観などを受け入れ(賛成・同意することではない)るスキルを実践。
言葉と態度(姿勢・表情・声・目線・ペース)などを駆使したコミュニケーション手法を行いました。
自分の話の聞き方を録画して観ていただきましたが、自身が思っているイメージとは違ったようで多くの気付きがあったようです。
2015.4.26
本日のテーマはカウンセリング&コーチング
カウンセリング&コーチング
これまで行ってきたスキルを活用し、仲間と共にカウンセリング&コーチングをやり合いました。
まずはカウンセリング&コーチングのオーソドックスな型を知っていただき、その型に合わせながら、相手の話を聴いていきます。
そして、その問題や課題に対して適当なスキルを活用。
仲間の関わりによって涙する組もちらほらとあり、大きな手応えを得ていただきました。
私たちは多くのことに囚われています。
自分が何を大切にしているのか?どんな想いがあるのか?
どう在りたくて、どんな風に生きたいのかということを忘れ、日々に埋没してしまうことは少なくありません。
カウンセリング&コーチングを通じて、心の声を聴き、本当はどうしたいのかに気付いてもらえたのではと思います。
2015.5.10
本日のテーマはサークル・オブ・エクセレンス、モデリング、プレゼンテーション、認定証授与式でした。
サークル・オブ・エクセレンス
自分だけのパワースポットを創るということにチャレンジ。
持ち運び可能な簡易パワースポットを創ることで、どこでも欲しい感情や状態を作り出し、安定したパフォーマンスを発揮することを体験していただきました。
それぞれがMYパワースポットを独自の方法で収納しましたが、その方法の違いに笑いが湧いてました。
2015.5.10
モデリング
「誰かに出来ることは自分にも出来る」という前提のもと、成功パターンをインストールすることに挑戦。
自分が望むことを上手くやれる人は、何を考え、何に注意を払い、どんな手順で、何をしているのかということを体感することで、イメージと一緒に身体にインストールします。
これによって自分自身が同じように振る舞うイメージを構築。あとはこのイメージと現実とのギャップを埋めていく作業を行っていきます。
憧れの人や目標の人に成りきり、自分の望む方向へと進んでみることで多くの気付きと自信を得ていただけました。
プレゼンテーション
「話すことがもっと楽しくなる」ということを行いました。
そもそも人は話すことが好きです。そしてそれを受け入れてもらうことで喜びを感じます。
しかし、どこかで話す楽しみを挫かれる経験をしたことがあり、苦手意識を持つこともあります。
そんな苦手意識や制限を取り払うために、話し方のコツをお伝えし、何度も話していただきました。
すると、初めは照れていた受講生も、回を追うごとに表情に自信が出てきて、言葉も軽快になり、楽しそうに話すようになり、最後には自分の持ち時間以上に話す方が続出しました。
認定証授与
約5ヶ月の学びの旅を締めくくるセレモニー。
自分では気付かないけれども、確かに変化した。初日との違いを仲間が口々に言い合いながら笑いが起こる。そして、歩んできた足跡として認定書を手に。
ワークを通じて自分と向き合い、抱える悩みや問題、もっとこうした方がという課題や自分自身を責める声、過去の後悔やもっと出来たのではないかという思いを少しずつ手放し、自分を許し、受け入れ、認めることが出来るようになっていった10日間。
仲間と一緒に学ぶことで、楽しみながら自分と向き合えた。時に向き合うことが辛く大変なこともあったけど、それでも一緒に学ぶことで乗り越えられた。
そんな達成感からか、手にした認定証を胸に零れる涙。
本当に最高の時間ですね。
2015.5.24