「自分で考えて行動する職員を育てる」ための人材育成として、広島法務局では、育成プロジェクトチームを立ち上げ、人材育成担当者が対象職員とマンツーマンで向き合い、それぞれの個性に合った育成を実施するという試みをスタートさせました。
光栄なことに、そのカリキュラムの作成アドバイザー兼人材育成担当者への研修を任せていただくことになりました。
【主な流れ】
・人材育成担当者への研修
人間の行動原理や心理的な傾向を学んでいただき、自主的な行動を促すための知識やテクニックを得ていただきます。
一言で「自主的に考えて行動する」と言うことは簡単です。しかし、どうなれば目標が達成されたと言えるのか？
言葉の中身を明確にすることで望む姿を共有しつつ、ロープレを通じてケーススタディを行います。
コミュニケーション、論理的思考、目標設定、動機づけ、その他etc
・現場で活用する中でのサポート
現場に落とし込む中で生じる疑問や問題に対して、その都度サポートします。
求める成果が短期or長期によって関わりは変わります。それによって優先順位も変わります。
また、得られるものとそうでないものを判断する必要も出てきます。
これらを踏まえた上で、アドバイス＆コーチングを行います。
やみくもに規則で縛るのではなく、行動原理という指標を基にその人に合った育成を行うことが、組織と個人を繋ぐでしょう。
だからこそ、１人ひとりを大切にすることで組織の発展を考える広島法務局の考えが、これからのスタンダードになると私は確信しています。
2022.04.13 西前
