コミュニケーション研修・講話
2023.06.14
人権学習2023 @崇徳中学校様
「身体は傷付かないようするのに…」こんな投げ掛けからスタートした人権学習。
心の傷は目で確認できないからこそ、気遣いや配慮といったことが求められます。
どんな発言や態度が良いのか?
積極的に意見を発する生徒さんの姿勢に、とても温かい気持ちにさせられました。
もう1つ心温まったことをご紹介します。
私が人権学習を1年生に行っていた時間に、別の学年は白杖についての学習がされていました。
実際に目隠しをして体験するなど、寄り添うことについて学んでいたようです。
授業の風景を目にし、私も「やさしい人でありたい」と思いました。
今年で5年目を迎えますが、毎年のように生徒さんと一緒に考える機会をいただけること、本当に嬉しく思っています。
講演をきいて(生徒さんのアンケートを一部抜粋)
人間は誰でもストレスが溜まるとやる気・自身・自分の価値・主体性が低下することに納得しました。
自分もストレスが溜まったなと思った時、何もかもがどうでも良くなりました。その時の感情と似ていたなと思いました。
そして「ありがとう」は当たり前ではない事にも納得しました。
人の仕事を手伝っても何も言われないことがあったので、その時の事を思い出しました。なので、日頃から人に感謝しようと思います。
ちょっとした言葉でも相手は傷つくこともあるので、そのことも考えて行動したいです。
当たり前の反対が ありがとう であることを初めて知って驚きました。でも意味を知ったら納得しました。
良い所を探すことで嬉しくなれる人がいるなら、どんどん探していきたいと思いました。
長所に変換すると、短所が良い感じになったので、先生が教えてくれたことをこの後も使っていきたいなと思いました。
出会いという言葉なんて別に気にしてなかったけど、日本の人口は約1億人もいるのに出会えたと いうことを考えるとすごいなと思いました。
言葉は、人の手や刃物と同じか、それ以上の攻撃力がある。
ありがとうは漢字で書くとその意味がわかってくることが分かった。
短所を長所に変換することで、自分の良さなどをもっと見つけることを知った。
相手の良い所ももっと見つけることができれば、もっと人と仲良く過ごせると思う。
自分がされてみて嫌だと思うこと、悲しむことなど、嫌なことは友達や家族など身の回りの人にはしないようにしようと思います。
また、わざとではなくても相手の気持ちを少し傷つけているこあもしれないので、そこは気をつけて過ごしていこうと思います。
今回の講演でたくさんの話を西前先生に聞かせてもらって、めったにない体験をさせてもらって良かったです。
言葉の暴力や言葉のプレゼント、短所を長所に変える話も、今後の日常生活に大いに関係する話の時は、真剣に話していらっしゃったのでメモを書く手も進みました。
またスライドも作っていたのでメモを取る時も助かったし、わかりやすくて良かったです。
"言葉の暴力"は「悪口」「陰口」「無視」などがあり、され続けると引きこもりか自殺の原因になると知ったので、言葉を選んで発信したい。
短所を長所に変えることができると知り、何事にもポジティブ思考でとらえて国道しようと思った。
「ありがとう」の意味や漢字の由来を知ることができたので、これからはその意味を考えたうえで「ありがとう」という言葉を使ったり、「ありがとう」と言われるような行動をしたい。
今回の講演を聴いて、人にもらってうれしい言葉や、ほめ言葉などを積極的に言っていこうと思いました。
また自分の短所を長所に変えて生きていこうと思いました。
言葉の暴力とよばれる悪口や陰口は言われると悲しいし、当たり前の反対が有難うという話がとても心に残ったからです。
そして言葉のプレゼントをみんなにあげていこうと思いました。またみんなとの1億分の1の出会いをよろこび、感謝していこうと思いました。
最初の方のお話では「ストレス」がどれだけ怖い物かがわかりました。
「ストレス」がたまるだけで多くの心の行き所を失い。最後には「自らで自分の命をなくしてしまう」という事にもなりかねないのがよくわかりました。
また、人の心を健全に保つには「言葉のプレゼント」という感謝。「気遣い」「承認」が大切なものだと分かりました。
「出会いに感謝」!!
今日のお話は、少しだけど、自分と似た考えもありました。
ポジティブに考えることは大切なことだと思います。私も前よりラクになったし、友達のイヤミ(?)も減りました。
「あたりまえ」の反対が「ありがとう」という言葉なのは、粗油学校の校長先生が教えてくださいました。それを知ってから「ありがとう」という言葉をたくさん使ってきました。
この教室にも「ありがとう」でいっぱいになったらいいと思いました。
今回のお話をこれから、大人になっても大切にしていきたいです。
世の中には悪口・無視・陰口・誹謗中傷がたくさんあり、そのせいで自信の低下や、自分の価値の低下・やる気の低下、主体性の低下などが起こります。
しかし、気遣いや、感謝をすること、承認することで、相手の気持ちが温かくなったり、やる気が出たりするということにすごく共感できました。
他に 自分にある欠点を、言い方を変えたり、場面を変えたりすることで長所になるということも、いままで思ったことなかったけど、思うようになりました。
これからも相手の気持ちを考えて、相手の嫌がることはやらず、相手が困っている時には助けようと思いました。
ストレスについて考えるきっかけになりました。
また他の人や自分がストレスなく楽しく生活するには、相手の良い所を見つけて言葉のプレゼントをすることで、平和に暮らせると考えました。
また言葉のプレゼントをすると、された人とした人、どちらもあたたかい気持ちになると思いました。