ここでひとつの疑問があります。
「内気で人見知りな性格」は、本当に欠点でしょうか。
「人見知り」は 「人付き合いが慎重」という捉え方もできませんか?
こんな言葉があります。
雨晴れて笠を忘る
雨が降っている時には傘のおかげで助かったと思うが、
雨が上がると、役に立った笠のことを忘れてしまう
あなたにも、ありませんでしたか?
「人付き合いが慎重」だったことで、過去に得したこと、損をしないで済んだこと。
- 簡単には騙されなかった
- 周囲の人間関係を冷静に見渡せた
- 大切な人に信頼されている
欠点だと思っているものも、役立つ場面が必ずあります。
捉え方をほんのちょっと変えるだけで
「思考」や「感情」は
今までとは異なったものになります。
また、今まで欠点だと思っていたものが
実は役立つこともあるということに気付くことで、
違う感情が生まれることがあります。
(無理にポジティブにする必要はありません。)
NLPでは、このことを
リフレーミング(枠を変える)
と言います。
リフレーミングによって
欠点の捉え方を変えるのも、
悩みの対処方法のひとつだと、私は思います。