「コーチングを学んだけれど、部下育成が上手くいかない!」
そんな時は傾聴(けいちょう)※のしすぎかもしれません。
今回の動画では、限られた時間で「効率的に部下を育成する」関わり方のコツをお伝えします。
「コーチングを学んだけれど、部下育成が上手くいかない!」
そんな時は傾聴(けいちょう)※のしすぎかもしれません。
今回の動画では、限られた時間で「効率的に部下を育成する」関わり方のコツをお伝えします。
= 動画内容の紹介 =
主任、係長、課長、支店長などが陥る、部下育成の罠を知っていますか?
それは、部下の話を聞き過ぎることです。
最近は「褒めて伸ばすことが良い」と言われており、コーチングを学ぶ方が多くいます。
しかし一生懸命部下の話に耳を傾け、質問で気づきを促そうと試みるものの、上手くいかない…
どうすればいいんだ!?と、嘆いている人が続出しているようですね。
コーチングを教える立場の人からすると
「それは関係が築けてないから」とか「質問の角度がイマイチなのでは?」とか「そもそも時間がかかるものだよ」と言いたいでしょう。
しかし、実際の現場ではスグにでも結果を出したいのです。
ゆっくりと時間をかける余裕があるのならいいですが、そうではありません。
もちろん、コーチングや傾聴を否定しているわけではありません。
ただ、ビジネスの場においては使い方を考える必要があるということです。
グロウアップでもコーチング・傾聴を教えていますが、ほとんどの方が職場や家庭で使いたいという方ばかりで、プロを目指している訳ではありません。
そのため、日常で使える手法をお伝えしています。
では、職場や家庭で使うためにどうしたら良いのか?
それは傾聴の量を減らすことです。
は?それってコーチングの教えに反するのでは?と思う方もいるでしょう。
しかし、それでも上手くいきます。それでは、その理由を解説していきましょう。
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コーチングでは部下を育成するにあたり、このような指導をうけます。
・部下の話をしっかり聞くことで信頼関係を構築する
・質問によって気づきを与える
けれどもこの手法は「時間がたっぷりある」or「余程の熟練者」でない限り上手くいきません。
そもそも時間がない中で部下にだけ時間をかけることは難しいです。
下手したら業務に支障が出ます。
それでは意味がありません。
だからこそ、部下の話を聞く量を減らすのです。
では、どうやって減らすのか?答えは単純です。
聞く時と指示する時を分けるのです。
毎回話を聞くのではなく
気づきを促したいとき=話を聞く
作業系や急ぎのもの=端的に指示を出す
というようにします。
つまり、あなたが部下にどう育って欲しいかを明確にし、気付いて欲しいことと指示することを区別しておけば良いのです。
事前にこれだけ準備しておけば、あとはこれに沿って動くだけ!
凄く単純な事ですが、多くの方はこれに気付いていません。
しかし、出来る人ほど無意識にこれを行っています。
ちょっとした準備が時間を無駄にしないコツなのです。
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ちなみに、指示を出すときのコツは、短い文章で具体的にすることです。
長々と話されると、何が言いたかったのかが分かりづらくなります。
自分の指示が下手なのに「メモを取ってないからだ」とか「理解力がない」と部下を責めるのは最悪です。
また、具体的に指示をしないと、部下の判断が多く入ることになります。
部下に考えて行動させたいなら曖昧な指示で良いですが、そうでないなら具体的に指示しましょう。
大切なのは、育って欲しい理想像を明確にし、指示すべきものと気づきを促すものを区別しておくこと。
こうした事前準備が部下育成を楽にします。