【NLPとは? #7】NLPって誰が作った? |2分で解説シリーズ
神経言語プログラミング(NLP)はリチャード・バンドラーとジョングリンダーの2人によって研究がスタートしました。
最初からNLPと呼ばれていた訳ではありません。
始まりの頃は『ゲシュタルト・グループ』と呼ばれ、後に『メタモデル・グループ』と名を変え、そしてある時から、
創始者の一人であるリチャード・バンドラーが『神経言語』プログラミングと呼び始め、それが広がっていったようです。
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そもそもNLPは、カリフォルニア大学サンタクルーズ校に通うリチャードバンドラーの
「もっと簡単に、もっと早く患者の助けとなる方法は無いのか?」という素朴な疑問から始まります。
彼は心理学に興味を持ち、知り合いの精神科医のもとをおとずれます。
しかし、所狭しと並んでいる専門書の中には、彼の望む答えは在りませんでした。
そのため、彼は独学で患者の助けとなるような学びを始めます。
彼がラッキーだったのは、先生をスーパーバイザーに就けることで、学生が自分のクラスが開けたことです。
そこで言語学の先生であるジョン・グリンダーをスーパーバイザーに招き、研究をスタートさせました。
まずはゲシュタルト療法のフリッツ・パールズを
次に、家族療法のバージニア・サティアを
そして最後に、催眠療法のミルトンエリクソンをと、天才と呼ばれる3人の心理療法家たちを研究したのです。
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また、当時のアメリカは経済大国として発展していく中、コンピューターなどの科学技術のみならず、生物学や心理学など様々な分野での研究が盛んに行われていました。
それらの影響を受けNLPは急速に発展していき、素早く効果をもたらすブリーフセラピーの1つとして広まりました。
現在では、セラピーやカウンセリング、コーチングの場ではもちろんですが
営業・接客・マネジメントなどのビジネスの世界や、医療、介護、子育て、恋愛、友人関係など、
人が関わる全ての場面において活用の場を広げています。
NLPは心理学だけではなく、多くの学問の考え方を取り入れた学びです。
もしあなたが、素早く簡単に自分を変えたいとお考えであれば、NLPはその助けとなるでしょう。