家族療法講座

学校・職場・家族間のコミュニティ改善法を具体的に学べます。
カウンセラー・支援者の視点を大きく広げる講座です。

家族療法は、一般的なコーチング・カウンセリングと全く異なるアプローチを行う心理療法です。

家族療法では「個人の心・思考・行動」を重視しません。
人間集団を1つのシステムと捉え、グループ全体を観察し介入する心理療法です。

これまで解決に導くことが難しかった「本人よりも周囲が問題だと思っている」という場合に対しても大変有効です。

なお、家族という名称がついていますが、家族間だけが対象ではありません。
学校・職場・地域活動 など、コミュニケーションが存在する全ての関係において役立ちます。

個人が抱える問題に対しても応用が可能です。


このような時に最適です

・職場の人間関係に問題が発生している
・チームを円滑にしたい
・学校や地域などのコミュニティでトラブルが起きている
・家族や友人が悩みを抱えている
・コーチングやカウンセリングを学んだが活かしきれていない
・今のやり方に行き詰まりを感じる
・ご自身の支援の幅を広げたい

家族療法講座で学べること

・集団のコミュニケーション改善
・組織改革・運営立て直し
・問題解決を仕組み化する技法
・原因を取り除けない場合の対応策
・少しづつ大きな変化を起こす方法

この講座では「家族療法」という心理療法を用いて、コミュニティ改善や組織改革を行う方法を学びます。

家族という名称がついていますが、家族間だけが対象ではありません。
コミュニケーションが存在する全ての関係において有効です。

家族療法は、人間集団を1つのシステムと考え、グループ全体を観察し介入します。
「個人の心・思考・行動」を対象としがちな心理療法の視野を広げたという点で画期的なものです。


一般的な関わり方との違い

【一般的な関わり方】

●「問題には原因があるはずだ」と考える(古典的な心理療法)
 →その原因が何かを追及し、原因を取り除くことに力を注ぐ

●「原因よりも望む結果」に焦点を当てる(アドラー心理学)
 →望む結果を手に入れる方法を考えて試す

【家族療法】

●「問題が問題でなくなればいい」と発想する
 →本人だけではなく、他者との関係性・オペレーションなど大きな枠組みで捉える。


一般的なコーチング・カウンセリングでは、「個人」に注目してアプローチします。
一方で家族療法は「全体」に注目します。

・個人の気持ち・考えを重要視しない
・原因を取り除こうとしない
・悪者探しをしない
・全体に働きかけることで、問題を解決する
・どの流れが問題を引き起こしているかに注目する

本人に変化は求めず、様々な角度から柔軟に推測します。

では、一般的な関わり方と家族療法の違いを、具体的な例として挙げてみましょう。


例1)子どもが不登校

 【一般的な関わり方】
 ・本人を含めどこかに原因があると考える
 ・どうすれば学校に行くか考える
 ・なぜ学校に行かないか考える etc…

【家族療法】
・夫婦間やきょうだい間のコミュニケーションを見直す
・家での過ごし方を変えてみる
・通学以外の学習方法に変更する etc…

家族療法では、本人や家族、学校のどこに問題があるかという原因探しをしません。
様々な要因が重なり合って1つの事象が出来ていると考えます。

パズルのように、たくさんのピースが組み合わさって1枚の絵ができるイメージです。
家族療法では、パズルのピース(要因)の並べ方を変えることで、同じ絵(同じ結果)にならないようにアプローチします。


例2)部下に手を焼いている

【一般的な関わり方】
 ・どうすれば部下が話を聞くか考える
 ・部下が話を聞かない原因を考える etc…

【家族療法】
 ・メンバー全体のコミュニケーション変える
 ・問題が起きる場面のオペレーションを見直す
 ・採用・育成の仕組みを変える etc…

「コーチング・カウンセリングを行っても本人の変化がみられない」
そのようなパターンでは、部下自身に問題意識がないことが多いです。
家族療法はそのような時にも効力を発揮します。


最後に

家族療法では、視点を「個人→全体」に広げ、これまで見えなかったものを明らかにします。
また「問題が問題でなくなればいい」という発想で関わります。

他の心理療法と比べて、大変ユーモアに溢れており、茶目っ気・洒落・屁理屈・機転・いたずら心など、発想力も養えます。
そのため奇怪な発想やウィットに富んだ発想も行います。心理学の面白さをより感じていただける講座です。

コーチング・カウンセリングを学んだことのある方は、ご自身の可能性を大きく広げることになるでしょう。

講座プログラム

家族療法とは

家族療法の基礎知識を学び、一般的な心理療法との違いを理解します。

  • 家族療法の特徴
  • 他の療法との違い
  • 家族療法の事例
  • 家族療法の歴史
家族療法の考え方や態度

視点を高め、物事の全体をとらえる方法について解説します。

  • システム理論
  • 円環的認識論
  • ダブルバインド理論
  • コミュニケーションの暫定的公理
  • サイバネティクス理論
  • 社会構成主義
家族療法の技法

日常での活用シーンを例に挙げて、家族療法の各技法を学びます。

  • ジョイニング
  • 小さな介入
  • コンプリメント
  • リフレーミング
  • エナクトメント
  • ユーティライゼーション
  • ナラティブセラピー
  • ジェノグラム
  • パラドックス技法
実践練習

参加者の実例を元に、ロールプレイングを行います

募集要項

講座時間

【オンライン】20:30〜22:30(2時間)× 5日間

受講費

68,000円(税込)
※クレジット決済にてお支払いの場合は、Paypal利用手数料として、税込金額の3.6%を別途ご請求申し上げます。

講師

◆西前好朗
株式会社グロウアップ代表取締役
全米NLP協会公認トレーナー

<講師について詳しく見る>

参加条件

コーチング・カウンセリングの基礎知識がある方(初級以上)

※家族療法には多くの流派があるため、日常に活用しやすいものを厳選してお伝えします。