失敗しないNLPスクールの選び方《5つのポイント》

私たちは「NLPスクールの選び方を知る」ことが、学びのファーストステップだと考えています。
NLPスクールの選び方を間違えると、

  • 学びを継続できない
  • 身につかない
  • お金がムダになる

など、後から困りごとが沢山出てくるからです。

このページでは第三者の立場で「失敗しないNLPスクール選び5つのポイント」をご紹介します。

あなたが「NLPを学んで本当に良かった」と思えるスクールに出会えることを、私たちは願っています。

1. 講師・スクールの信頼性

安心・納得の学びには、講師やスクールの考え方・姿勢を知ることが重要です。
「人生は出会いによって決まる」と言われるように、信頼できる講師やスクールとの出会いは、あなたのこれからに大きく影響します。

講師の知識やレベルは一定水準以上か

NLPは世界で学ばれる心理メソッドです。しかしNLPトレーナー・NLPコーチの認定は、民間団体(NLP協会等)が任意で行っているため、講師の知識やレベルに保障はありません。

社会的信用度の高い講師から学びたい場合は、NLPトレーナー資格にあわせて以下の資格を保有しているかを確認しましょう。

《心理学部大卒以上の専門知識を持つと認められる資格》
 国家資格:公認心理士
 民間資格:臨床心理士/認定心理士/メンタルケア心理専門士/応用心理士

心理の専門スクールであるか

心理の専門スクールであるかは、スクール選びで大変重要です。
多様な分野(ファッション・コンピューター等)を取り扱う総合スクールにとっては、NLPや心理学は数ある講座の一つに過ぎず、充分なサポートが得られない可能性があります。
運営者は「実力のあるトレーナーかどうか」を判断するものさしをもっておらず、資格保持者というだけで認定コースを任せているケースが多く見受けられるのが現状です。

運営組織がはっきりしているか

スクールを選ぶ際は、株式会社や社団法人のように運営組織がはっきりしていることが大前提です。
また大手企業での実績を持っている所だと安心です。
大手企業は取引の際、事前に信用調査をしていることがほとんどで、それをクリアしたスクールであることは信頼の目安となるからです。

2. 目的に合っているか?

NLPは様々な分野で、幅広く活用することが出来ます。
しかし、講師の経歴・所属団体によって得意な分野が違います。

  • ビジネス(マネジメント/営業/プレゼン)
  • 対人援助(コーチング/カウンセリング/セラピー)
  • 教育(指導/子育て)etc…

「NLPをどんな場面で使用したいのか?」「それについて学ぶことが可能な講師・スクールなのか?」
あなたの目的を明確にしたうえで、スクール選びをされることをお勧めします。

3. 学習スタイルは最適か

NLPは各スクールで学習方法が異なります。
通学授業・ハイブリッドセミナー・オンデマンド配信など、色々な授業形式があります。
それぞれのメリット・デメリットを理解したうえで、ご自身に合った学習スタイルを採用されることをお勧めします。

通学授業

講師と受講生が会場に集まり、対面で授業をするスタイルです。

メリット:
・決められた場所と時間で習慣化しやすい
・五感を使うことで深い理解につながる
・ネット経由では経験できない実習ができる
・講師や仲間と相互にやりとりができる
・その場で質問や修正が可能
・仲間が作りやすく情報交換・刺激が得られる

デメリット:
・拘束時間が長くなる
・移動時間や交通費がかかる
・自分のペースで進めることが出来ない

ハイブリッドセミナー

セミナー会場をインターネットで繋ぎ、通学授業をライブ配信する形式です。

メリット:
・通学 or ライブ配信 を選択できる

(ライブ配信の場合)
・移動時間や交通費を節約できる
・好きな場所で気軽に参加できる

デメリット:
・通学とオンラインで、どっちつかずになるケースがある。
・拘束時間が長くなる
・ワークなど実践練習に限界がある
・自分のペースで進めることができない

(ライブ配信の場合)
・講師や仲間と相互にやりとりができない
・セミナー内容が一方通行になりがち
・ワークなど実践練習に限界がある
・通信環境によってはストレスになる
・受講仲間ができにくい

オンラインセミナー

メリット
・移動時間や交通費を節約できる
・好きな場所で気軽に参加できる
・講師や仲間と相互にやりとりができる
・その場で質問や修正が可能
・チャットを使うことができる

デメリット
・ワークなど実践練習に限界がある
・通信環境によってはストレスになる
・受講仲間ができにくい

オンデマンド配信

あらかじめ収録した授業を、インターネット環境を通じて視聴する形式です。

メリット:
・移動時間や交通費を節約できる
・好きな場所で気軽に学べる
・すきま時間を活用でき、時間を有効に使える
・何度でも視聴することができる
・好きなパートにスキップしたり、倍速再生なども可能

デメリット:
・ワークなど実践練習に限界がある
・質問がすぐに出来ない
・受講仲間ができない

以上それぞれの受講形式について、メリット・デメリットについて解説しました。
いずれの受講形式も「個別の相談/コーチング/カウンセリング」といった授業外のフォロー体制が、スクール選びの重要なポイントとなります。

グロウアップのNLPセミナーは、通学授業(実践練習)とオンデマンド配信(講義・解説)を組み合わせた「ブレンド型学習」を採用しています。疑問や質問・個別の相談があれば、いつでもトレーナーにご相談可能です(LINEで随時受け付けています)。また無料勉強会・受講生優待セミナーにごも参加が可能です。
なお授業内容によって、通学の必要がない「オンライン集中セミナー」も実施しています。通学が難しい方・海外からのご参加をご希望される方もぜひご参加下さい。

4. 受講後のサポート

NLPに限らず、どんな学びも継続することより理解が深まります。受講後のフォロー体制がどうなっているのか?ここは重要なポイントです。
どのスクールも口を揃えて「サポートはします」「受講者の一人一人に向き合います」など耳触りのいいことを言いますが、これはとても曖昧な表現です。
「学びを継続できる体制にあるか」をはっきり提示してもらうのが良いでしょう。確認すべき項目は以下の4つです。

再受講は可能か

コース修了後に再受講をするメリットはとても大きいです。
最初の受講と違った視点で受けることができ、新たな気付き・深い理解・さらなる成長へとつながるからです。

NLPスクール選びの際は、必ず受講前に「再受講の可否」を問い合わせてください。
なお再受講料金はスクールによって大きく異なり、無料~7万円程と幅があります。

知識や技術を身に付けるためのサポートはあるか?

学んだ知識や技術は練習によって身につきます。勉強会など「練習する場を定期的に設けているか」を確認することはとても重要です。練習の場があると失敗しても安心ですし、間違いをすぐに修正できます。また知識・スキルを深めるだけではなく、応用の仕方など幅を広げることにもつながります。

クラスを超えた交流が可能か

NLPを学ぶ方の多くは、何かしら課題や悩みを抱えています。
人には知られたくないデリケートな内容であれば講座中に質問・相談することは難しいでしょう。
こうした課題や悩みについて、個別相談が可能なのかをスクール・トレーナーに確認しましょう。
「個別相談が無料/別途費用が必要/回数に制限」など様々なので、ご自身にあったスクールを選んでください。

5. 本当の実力がつくか

NLPスクール選びの際は、スクールやトレーナーの指導方針をしっかり確認しましょう。
「心理学の背景に基づいた実力がつくか?」「ただNLPを教えるだけのスクールではないか?」を、しっかりと見極めることをお勧めします。

実力を付けるには、練習の「量」「質」「継続」の3つが必要です。

スポーツや芸術などを見ても分かるように、技術は練習によって定着します。だからこそ、プロと呼ばれる方は練習を欠かしません。
また、練習を誰に見てもらえるかということはとても重要です。

野球しか知らない人から学ぶより、野球に加えて身体構造や栄養にも精通している方から学ぶ方が良いでしょう。
これはNLPでも同じです。

だからこそ、心理学に精通したNLPトレーナーから、継続して練習できるスクールを選ぶことをお勧めします。