【ストレスで大損】社員の生産性を上げたいなら、まずコレ!

ストレスと生産性の関係

厚生労働省のコラボヘルスガイドラインでは、生産性とストレスの関係についてこのように報告しています。

推定損失額/年間構成比率
健康な人 約50万円 66.1%
高ストレス者 約60万円 24.6%
超高ストレス者 約70万円 9.2%

これをスタッフ20名の会社で計算すると、このようになります。

推定損失額/年間構成比率
健康な人

約650万円

13人
高ストレス者 約300万円
5人
超高ストレス者 約140万円
2人
合計 約1090万円
20人

毎年、約1090万円の損失です。
10年間では、なんと1億900万円にもなります。

このまま対策を無駄な出血を続けますか?
それともストレス軽減の対策をして、損失額を減らしますか?

年間売上1000万円増を目指すのは大変ですが、ストレス対策なら明日から可能です。

ストレス対策に◯◯を活用!

よくあるのが、他社の成功事例を導入するパターンです。

・社員食堂を無料
・オフィスを清潔にする
・お昼寝時間を設ける

これらは、継続できず元に戻ることが多いです。
ストレスの要因は組織ごとに異なるため、そのまま導入しても効果が出ないのです。

そこで使えるのが「ストレスチェック」です。

 ストレスチェックとは? 

ストレスに関する質問票に従業員が回答します。
その結果を集計・分析することで、メンタル不調等を未然に防止するものです。

中小企業では導入されていない場合が多いと思います。
無料1名250円〜500円で実施ができて、助成金が使える場合もあります。
ぜひ一度、実施してみてください。

大手企業(従業員が50名以上)は義務化がされています。

ストレスチェックを生産性向上に活用する

ストレスチェックは、実施後に要因分析をしてください。

要因分析とは「どこにどのようなストレスがあるか調査」をすることです。
要因分析を行うことで自社に適した改善方法がわかり、効率よく実施することができます。

なお要因分析の際には、他の情報をあわせて観察することが大切です。
・残業時間
・労働環境
・社内コミュニケーション

数字では見えないものが多く含まれるため、ストレスチェック実施者に訪問依頼をするのが望ましいです。

ストレスチェック実施者は医療系の人がほとんどですが、民間企業は利益追求の視点も必要です。

生産性向上のためには「ビジネスに詳しいストレスチェック実施者」を探して依頼することをお勧めします。