NLPとは

NLPは自分を変えることによって、相手や世界を変える芸術だ!
〜 ジョン・グリンダー博士 〜

NLPとは「Neuro-Linguistic-Programming(神経言語プログラミング)」の略で『脳の取り扱い説明書』とも言われています。

NLPは自分や世界がどのようになっているのかを観察し、自分の持つプログラムを書き換える(付け加えたり、省いたり)ことで、望む結果を手にしていこうという学びと気付きです。

1970年代のアメリカで生まれ、セラピーやカウンセリングの場で使われていたNLPですが、驚異的な効果が出ることで活用されるシーンが広がりました。
クリントン元大統領やアンソニーロビンス氏など欧米のエグゼクティブをはじめ、世界中の様々な分野の第一人者が学び、実践しています。

営業・販売・人材育成などのビジネスシーン、医療での患者様対応、スポーツ界でのコーチング、家族関係・恋愛・子育てなどの日常でのコミュニケーションまで活用ができるNLP。
あなたはこのNLPをどのように活用したいですか?

NLPの特徴

私たち人間は、五感(神経)と言語(言葉と態度)を用いて自分と現実とを紡いでゆき、自分のルール(プログラム)を構築します。
過去の経験からつくられたこのルール(プログラム)は、意識することなく、本人も知らない内に、人間の生きる術としてまるで機械のように作動していきます。

この自ら作り出した「ルール(プログラム)」と「思い描く行動」とのギャップが生じる時に、問題・課題・葛藤となって現れます。
うまくいかないルール(プログラム)を書き換えることでギャップを埋め、望む未来を手にいれることを可能にするのが、NLPです。

実用的

大学・専門機関で学ぶような堅苦しい講座ではなく、実生活で簡単に使えるスキルが多く詰まっています。

実践練習

習ったことをその場で即実践できます。頭と身体と感情を使って楽しく学ぶため、定着も早いです。

受講中の変化

ワークを行い、抱えている問題や課題をクリアにしたり、傷付いた心を癒していきます。また仲間と変化を承認しあうことで、自己肯定感が上がっていきます。

NLPを学ぶとどうなる?

1.外的・内的コミュニケーション能力の向上

人間関係を良くすることはもちろんですが、自分との対話が良くなることで、多くの悩み事や課題の解決につながります。
『人生の質は、コミュニケーションの質だ』と、世界NO1コーチと呼び名の高い、アンソニー・ロビンズは言います。

2.目標達成速度の向上

時に、自身の持つプログラムが、制限や問題を作り出すことがあります。
プログラムの書き換えにより、制限や問題に対して適切な対処を行えるようになることで、目標達成を早めます。
また、そうすることで、自己肯定感(自分を大切にしたり価値あるものだと感じる気持ち)を上げていきます。

3.感情の安定による、思考と行動の最適化

私たちが能力を発揮しようとした時、感情は大きな要因になります。
「落ち着いていれば出来るのに・・・」「いつも通りやれれば・・・」と感じたことがあるでしょう。
逆に、難しいと思っていたことも、テンション高く行ったことで達成できたなんてことも体験したこともありますよね。
心の状態を自らコントロールすることで、結果の出しやすい状態を手にいれることが可能になります。

4.コーチング・カウンセリング力の向上

人は誰しもが、勇気を与えたり、癒したり出来る力を持っています。
想いを持って人と関わる時に、影響力を持って、より価値ある存在でいたいと思うものですよね。
スキルを学ぶことで、より効果的な関わり方を身に付けることが可能になります。

NLPについて、もっと知りたい方へ

NLPトレーナーによる解説動画をご視聴いただけます。

NLPの歴史

NLPは、1972年、カリフォルニア大学・サンタクルーズ校の学生だったリチャード・バンドラーと、同大学の言語学助教授のジョン・グリンダーの2人の手によって、3人の天才を研究することによって始まります。

  • フリッツ・パールズ(ゲシュタルト療法)
  • ヴァージニア・サティア(家族療法)
  • ミルトン・エリクソン(催眠療法)

当時、グリンダーは、より「実在的」なものを求め、心理学に興味を持ちます。そこで出会ったのが「ゲシュタルト療法」でした。
バンドラーはゲシュタルト療法について研究を深めるべく、グリンダーの助けを得て、大学内で開講し始めたのが起こりです。
そのため、当時は「ゲシュタルト・クラス」という呼び名でした。

次に研究の対象となったのが、「家族療法」のバージニア・サティアでした。
研究が進む中、パールズやサティアという卓越したセラピストがやっていることを、誰でも学べるようにパターン化を行い始めます。
この頃には「メタモデル・グループ」と呼ぶようになります。

こうして、1975年-76年に研究の集大成として「魔術の構造vol1-2」が出版されます。
そしてこの頃に、人類学者であるグレゴリー・ベイトソンの紹介で、20世紀最大の心理療法家の1人と言われる、ミルトン・エリクソンとの出会いがあります。
エリクソンの無意識に対する考え方や感情に対する理解を加えることで、NLPはさらに高いステージへと上がったのです。

そして、1976~77年頃、アルフレッド・コージプスキーの「一般意味論」という教育モデルの言葉の一つから、「神経-言語」という言葉をとり、「神経言語プログラミング」という名称をつくりました。

これがNLPの誕生です。

こうして発展し、今尚進化しているNLPですが、研究が進むにつれて、バンドラーとグリンダーの方向性の違いが出てきます。
そして2人はそれぞれ別の会社を経営するようになります。

さらには、スティーブ・アンドレアスとコニリー・アンドレアスやクリスティーナ・ホール、タッド・ジェームス、ロバートディルツなどが、それぞれの教えを伝えるようになり、日本でも現在のような広がりをみせています。